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抄録
type:P(論文)
本稿では,1年次に行われる介護実習IIの施設介護実習(高齢者施設14日間)後の振り返りとして,実習直後に学生がまとめたレポート(指導者,職員からの指導,対人援助職として指導を受けたこと,実習を終えて介護福祉士としてのやりがい)を分析し,学生の視点から介護現場のやりがいとは何かを把握することを目的とした.結果,学生は,個別的な介護をする上でメモを活用すること,メモを見て確認すること,メモを基に目標を明確にし,実習で学びたいことを指導者に伝えていた.学生は,実習生として敬語を使う,メモをとるなど基本的な指導が介護を学ぶ上で重要であるか気づくことのできた実習であった.また,介護技術の手技だけでなく,尊厳を守りながらも安全に配慮するといった介護の基本理念を基に一人ひとりに合った介護技術をアセスメントし実践していた.利用者の気持ちを察すると,その想いに応えきれないときストレスを抱えやすい仕事でもある.しかしその反面,学生は,利用者に直接かかわるからこそ,利用者からの「ありがとう」という感謝の言葉に歓喜し,利用者の笑顔を引き出すことがやりがいにつながると感じていた.
収録刊行物
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- 川崎医療短期大学紀要 = Bulletin of Kawasaki College of Allied Health Professions
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川崎医療短期大学紀要 = Bulletin of Kawasaki College of Allied Health Professions 36 39-46, 2016
[出版社不明]
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224770574976
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- NII論文ID
- 120005970391
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- NII書誌ID
- AN10067901
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- ISSN
- 02873028
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1198/00000970/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles