オンライン授業の実践を通じた一考察 -アート系授業の課題とオンラインデジタルアーカイブ活用の有用性について-

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Practical Online Classes: Issues in Art-Based Exercise Classes and Usefulness of Utilizing Online Digital Archives
  • オンライン ジュギョウ ノ ジッセン オ ツウジタ イチ コウサツ : アートケイ ジュギョウ ノ カダイ ト オンラインデジタルアーカイブ カツヨウ ノ ユウヨウセイ ニ ツイテ

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抄録

2020年度初頭より、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が発生した。その感染拡大に伴い、多くの教育機関で休講措置が取られ、4月になっても授業が開講できないという事態となった。その結果、学びの機会を確保するための対処法として、教育のIT化が急速に進み、日本においては特に大学の導入は目を見張るものがあった。本学でもオンラインによる授業整備が急遽施され、4月終わりという早い段階から全学的にオンライン授業が実施された。  講義ではなく芸術系演習科目を持つ筆者にとって、授業をどうやってオンライン授業で実施できるのかは大きな課題であった。本稿では、暗中模索の中で筆者の課題となった「1 感性情報」「2 視覚情報」「3 連帯感」3つの「伝達と共有」に着目した取り組み、並びにその利点や問題点を示す。また、主にアメリカの機関が提供する膨大な芸術系オンラインコンテンツについて記述し、その有効性と今後の活用方法を示す。

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