ユーモアと社会心理学的変数との関連についての基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Relations between humor and social psychological variables
- ユーモア ト シャカイ シンリガクテキ ヘンスウ トノ カンレン ニツイテノ キソテキ ケンキュウ
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説明
本研究では、従来のユーモア研究を整理し作成されたユーモア尺度を用い、ユーモアと社会心理学的変数の関連性についての基礎的な資料を提出することを目的とする。大学生を対象として、ユーモア・センス、ユーモア行動、社会的スキル、精神的健康、外向性、情緒不安定性、ユーモアがあると思う友人、ユーモアがないと思う友人への満足度と影響の強さに回答する質問紙調査を行った。その結果、ユーモアが社会的スキルやパーソナリティ特性と関連していることが示された。また、他者を支援するユーモアを表出する人は、ユーモアのない友人よりもユーモアのある友人に対する満足感が有意に高いことが示唆された。この傾向は、影響の強さにおいても同様であった。最後に、結果の詳細な検討の必要性及び本研究の今後の展開が議論された。
収録刊行物
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- 対人社会心理学研究
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対人社会心理学研究 8 129-137, 2008
大阪大学大学院人間科学研究科対人社会心理学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224804507136
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- NII論文ID
- 120004838284
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- NII書誌ID
- AA11550166
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- DOI
- 10.18910/4082
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- HANDLE
- 11094/4082
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- NDL書誌ID
- 9490455
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- ISSN
- 13462857
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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