イメージの教育思想史

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タイトル別名
  • Educational Thought and the History of the Image
  • イメージ ノ キョウイク シソウシ

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抄録

視覚は教育という営みのなかではどのような役割を担ってきたのだろうか?この問いは視覚的なものがますます浸透しつつある今日において重要なものである。コメニウスは知ることは見ることによって始めなければならないと考えていた。それゆえ彼にとって観察は教育の重要な構成要素であった。とはいえ19世紀以降の視覚をめぐる言説・実践の布置において、見ることは知ることであるより錯視、幻視と深く関わり、身体の動揺や痙攣として経験されてきたのではないだろうか。近代化とともにもたらされたこうした視覚の様式は見ることと教育の関係を変えるものであったといえる。だとすれば近代において見ると.はどういうことであったのか。そして視覚と教育の関係をどのように考えることができるのだろうか。

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