書誌事項
- タイトル別名
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- Definition and mechanism of scapegoatin
- スケープゴーティング ゲンショウ ノ テイギ ト メカニズム
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抄録
スケープゴーティングとは、何らかのネカティブな事象が生起、あるいは生起が予見されている際に、事態発生や拡大・悪化に関する因果関係・責任主体が不明確な段階で、原因や責任をある対象に帰属したり、その対象を非難することが、一定の集合的広がりをもって行われることである。また因果関係の枠外にある対象に対する責任帰属や非難、そしてそのような認知や行為が共有化されていくプロセスもスケープゴーティングに含める。このスケープゴーティングにおいて、対象となるものをスケープゴートと呼ぶ。ここでは、スケープゴーテイングの発生プロセスに関するモデルを構成し、さらにスケープゴーティングを促進するマスメディアの報道特性やスケーフゴートの時間経過による変遷プロセス(波紋モデル)について述べる。
収録刊行物
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- 対人社会心理学研究
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対人社会心理学研究 14 1-15, 2014
大阪大学大学院人間科学研究科対人社会心理学研究室
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224805382144
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- NII論文ID
- 120005435411
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- NII書誌ID
- AA11550166
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- DOI
- 10.18910/36099
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- HANDLE
- 11094/36099
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- NDL書誌ID
- 025498206
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- ISSN
- 13462857
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN