クロレート槽の次亜塩素酸塩その他の濃度変化に関する考察

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タイトル別名
  • On the Change of Concentration of Hypochlorite, Hypochlorous Acid, and Chloride in Chlorate Cell
  • クロレートソウ ノ ジアエンソサンエン ソノタ ノ ノウド ヘンカ ニ カンスル コウサツ

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抄録

type:Article

On the Change of Concentration of Hypochlorite, Hypochlorous Acid, and Chloride in Chlorate Cell.

亀山・小瀬はクロレート槽よりの塩素逸散を H^+ + Cl^- + HClO = H_20 + +Cl_2 ・・・・・・(1) の反応によるものとした。(この説をIとする)。しかるに野崎・宮内はI説を誤とした。(野崎らの説をIIとする)。IIがIを否定する根拠として挙げるところは後に記すが,筆者はいわゆる塩素逸散は要するに(1)による遊離Cl_2の揮発とHClOの揮発として取扱てよいと考え後記の如き考察を行った。この考察は浴組成の変化についての一般的考察の一部としてもいくらかは役立つと思うので,かたがた敢えて報告する事とした。ClO^-その他の濃度変化に関する部分が多いのでそれを標題に掲げた。

identifier:富山大学工学部紀要,11(1/2)

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