高等教育機関における外国人留学生のキャリア支援のあり方 : 日本の就職活動の特異性と留学生へのその周知方法をめぐって

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  • Study on How Career Support for International Students Could be Enhanced : Uniqueness of Job-hunting Process in Japan and a Thought on How Effectively it Could be Informed of
  • コウトウ キョウイク キカン ニ オケル ガイコクジン リュウガクセイ ノ キャリア シエン ノ アリカタ ニホン ノ シュウショク カツドウ ノ トクイセイ ト リュウガクセイ ヘノ ソノ シュウチ ホウホウ ヲ メグッテ
  • コウトウ キョウイク キカン ニ オケル ガイコクジン リュウガクセイ ノ キャリア シエン ノ アリカタ : ニホン ノ シュウショク カツドウ ノ トクイセイ ト リュウガクセイ エ ノ ソノ シュウチ ホウホウ オ メグッテ

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抄録

近年、「留学」の在留資格を有する外国人(以下「留学生」と称する)の日本企業への就職希望率は上昇しているにも関わらず、実際の就職率は低迷している。その一因として、日本独特の就職制度が考えられる。日本では一般的に就職活動は卒業予定年度の前年度(B3,Ml)から始める慣行がある。その慣行を知らずに就職活動を開始する時期が遅れるケースが複数報告されている。手遅れになる前に留学生に情報を伝える有効な対策が早急に望まれている。本調査報告ではまず、日本独特の就職制度とそれを支える就職支援産業に触れ、諸外国の就活事情および、留学生がどのように日本の就職活動に関わる情報を得たかについてアンケート調査を実施した結果を報告する。そして留学生の日本での就職を困難にさせている要因を明確化した上で、有効な情報伝達手段を提案する。

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