第1子に小学生がいる保護者の家庭で性教育を行う際の支援に関する検証― 父母間での性教育に関する意識の違いについて―

書誌事項

タイトル別名
  • Support for At-Home Sex Education by Parents Whose First Child is in Elementary School ― The Differences in Sex Education Awareness Between Mothers and Fathers ―
  • ダイ1シ ニ ショウガクセイ ガ イル ホゴシャ ノ カテイ デ セイキョウイク オ オコナウ サイ ノ シエン ニ カンスル ケンショウ : チチハハ カン デ ノ セイキョウイク ニ カンスル イシキ ノ チガイ ニ ツイテ

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説明

第1子が小学生である保護者を対象に,家庭での性教育の実態・戸惑いの内容,専門職に求める支援について調査した。その結果,84.6%の保護者は家庭での性教育を必要だと考えているが,実施は32.1%であった。父親による性教育の実施は14.9%であり,母親は父親の性教育実施を期待していることが推察された。性教育の開始が望ましいと考える年齢は,第二次性徴出現時期と関連し,性行為に関する内容に戸惑いや困難さを感じていた。求める支援の内容には,性教育の内容・項目・表現方法を教えて欲しいと答えており,母親は相談にのって欲しいと考えていた。これらのことから,性教育のマニュアル作成,保護者への性教育等の支援が必要であることがわかった。

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