英語の無強勢音節 : 子音の重さと形態構造

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タイトル別名
  • エイゴ ノ ムキョウセイ オンセツ シイン ノ オモサ ト ケイタイ コウゾウ

抄録

音声言語の研究(13)

本稿は,語頭に主強勢を持ち,唇もしくは舌背を調音点に持つ子音([p, b, f, v, m, k, ɡ, ŋ ])1つで終わる英語の 3 音節語の語末音節を観察することによって,末尾子音の重さおよび形態構造と副強勢との関係を明らかにすることを目的とする。約 18,000 語のデータベースから条件に合う234 語を抽出して調べた結果,語末音節が複合語等の後部要素の強勢音節に相当する場合(booby trap, make-believe)や接辞ではない拘束形態素に相当する場合(horoscope)は末尾子音の種類にかかわらず副強勢を持つ一方,接尾辞に相当する場合および明らかな形態素境界を含まない語の場合には末尾子音が重いほど副強勢を持ちやすいことが分かった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009224814749056
  • NII論文ID
    120006650448
  • DOI
    10.18910/72799
  • HANDLE
    11094/72799
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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