書誌事項
- タイトル別名
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- シンノウ ドレナージ オ シコウ シタ ハイガン ニ トモナウ ガンセイシンマクエン ノ リンショウテキ ケントウ
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抄録
心嚢ドレナージが必要な癌性心膜炎は肺癌治療の経過中にしばしば経験するが,臨床像や穿刺後の経過についてははっきりとは分かっていない.2012年1月から2018年9月の間に心嚢ドレナージを施行した肺癌患者5例について,背景,治療方法,治療経過について後方視的検討を行った.癌性心膜炎の発生機序により分類すると,腫瘍から心膜への直接浸潤が1例,縦隔リンパ節から心膜へのリンパ行性転移が2例,胸膜播種病変から心膜への浸潤が2例であった.胸膜播種病変から心膜への浸潤の群は2例とも肺癌診断から100日以内に死亡しており,他の群より予後が不良である可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 山梨肺癌研究会会誌 = 山梨肺癌研究会会誌
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山梨肺癌研究会会誌 = 山梨肺癌研究会会誌 32 13-15, 2019
山梨肺癌研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224817113856
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- NII論文ID
- 120006806674
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- NII書誌ID
- AN10355815
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- ISSN
- 13417053
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- NDL書誌ID
- 032471950
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles