悪性胸膜中皮腫へのTomoTherapy治療経験

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  • アクセイ キョウマク チュウヒシュ エノ tomo therapy チリョウ ケイケン

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抄録

悪性胸膜中皮腫は予後不良な疾患で、根治のためには集学的治療を要する。現在のところ、集学的治療として外科的切除、化学療法、放射線治療を用いた3者併用療法が広く行われている。近年の放射線治療の進歩に伴い、根治的切除後の補助療法としての放射線治療において強度変調放射線治療(intensity modulated radiotherapy:IMRT)が用いられるようになった1)-3)。しかし手術不能例や緩和的治療に対してIMRTを施行した報告は非常に少ない。今回我々は新規導入したTomoTherapy(Accuray社)を使用し、悪性胸膜中皮腫の手術拒否例に対してIMRTを施行し、生存期間及び局所制御、有害事象について良好な結果を得ることができたので報告する。

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