看護学生における喫煙の知識に関する調査

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タイトル別名
  • 【原著】看護学生における喫煙の知識に関する調査
  • Knowledge of Smoking among First-Year Students in a Nursing College
  • カンゴ ガクセイ ニ オケル キツエン ノ チシキ ニ カンスル チョウサ

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抄録

日本赤十字広島看護大学の平成12年度(2000年)の新入生139人において、喫煙に関する知識について調査した。平成12年12月に実施した「医療の本質」の定期試験の際に、喫煙の知識を尋ねる小テストを一緒に行った。小テストの問題は平成12年の第94回医師国家試験に出題されたものを利用した。内容は問1、2はわが国の喫煙状況、問3は受動喫煙、問4はタバコの煙の成分、問5は喫煙の急性影響についてであった。問1~問5の正解率はそれぞれ51.8%、79.9%、61.9%、66.2%、28.1%であり、全問正解者はわずか7人(5.0%)しかいなかった。大学1年生の喫煙に関する知識だけでなく、基礎学力も不足しているが示唆される。今後は正規の授業として喫煙と健康の問題について教えるつもりである。

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