力学特性が異なる食品咀嚼中の筋電図と筋音図の比較

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タイトル別名
  • Electromyography and Mechanomyography during Oral Processing of Food with Different Texture
  • リキガク トクセイ ガ コトナル ショクヒン ソシャク チュウ ノ キンデンズ ト キンオンズ ノ ヒカク

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抄録

液体からゲルまでの多様な力学的特性をもつ食品6gを自然に摂食する時の,代表的な咀嚼筋である咬筋の筋電位と筋音を同時計測した。一回噛みしめる毎に,咬筋の筋電位が発生し,筋の収縮前後に筋音が発生した。どちらの方法でも咀嚼回数や咀嚼時間,咀嚼運動に関する情報が得られた。一方,強い咀嚼力が必要な硬い食品で筋電位振幅が増加したが,筋音振幅は対応していなかった。筋音図からは咀嚼力の強さは解析できないことが示唆された。

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