書誌事項
- タイトル別名
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- How do discussion goals determine the pattern of discussion unfolding and process? : A pattern analysis approach
- モクヒョウノチガイニヨッテ, ディスカッションノカテイヤナイヨウガイカニコトナルカ
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抄録
本研究の目的は、以下の二つである。(1)目標により、議論の展開がどのように異なるかを解析することと(2)マクロレベル(トピックス間に通常リンクが存在するかどうかのアクセスの連続的なプロセス)と、ミクロレベル(トピック内で非逐次にロジカルに検索する連続的プロセス)での議論の展開が目標によりどのように分類でき、特徴付けられるかということである。6つのグループにおいて5つの大学の学生が、30分間、因果関係について議論するように支持された。「現行の大学入試システムの廃止」が先行し、6グループの残りのうちの2グループは、3つの議論の目標をそれぞれの指示に従って受けた。収束したゴール、(「グループの決定を、すべての可能な結果を吟味し、最も適当なものを選ぶ」)、発散したゴール(「すべての結果を吟味したあとに少なくとも5つの結果が、廃止の後に起こりうるとする」)、そして、ゴールのないもの(「自由にすべてのおこりうる結果を議論する」)ものがある。これらはいかに従う。(1)与えられたゴールと、集団で反映した考えによって、議論が展開されていくパターン、(2)4つのパターンが認識され、マクロレベルにアクセスするときと、ミクロレベルを検索するときにどのように頻繁に関係するかにより区分分けされたもの:(a)冗長パターン、(b)たちっぱなしのパターン、(c)ジグザグパターンと(d)螺旋パターンがある。
収録刊行物
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- 九州大学心理学研究
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九州大学心理学研究 2 11-33, 2001-03-31
九州大学大学院人間環境学研究院
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224835811968
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- NII論文ID
- 110006262458
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- NII書誌ID
- AA11448647
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- ISSN
- 13453904
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- DOI
- 10.15017/843
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- HANDLE
- 2324/843
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- NDL書誌ID
- 5910521
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可