コナガの生物的防除に関する研究 : 2.卵寄生蜂2種の発育と温度の関係

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on the Biological Control of the Diamondback Moth, Plutella xylostella (Linnaeus) : 2. Effect of Temperature on the Development of the Egg-Parasitoids, Trichogramma chilonis and Trichogramma ostriniae
  • コナガ ノ セイブツテキ ボウジョ ニ カンスル ケンキュウ 2 ランキセイバ

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抄録

2種のタマゴヤドリコバチ,Trichogramma chilonisとT.ostriniaeの発育と温度の関係を調査した.結果を要約すると以下の通りである.1.両寄生蜂の卵から成虫羽化までに要する発育所要日数は,温度の上昇とともに短くなった.2.スジコナマダラメイガ卵で発育するとき,T.chilomsの発育零点は11.1℃,T.ostriniaeは11.7℃であった.また,T.chilonisの卵から成虫羽化までに要する有効積算温度は121.2日度,T.ostriniaeは134.7日度であった.3.両寄生蜂の羽化率は,スジコナマダラメイガ卵で発育するときが,コナガ卵で発育するとさよりも一般的に高かった.

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被引用文献 (1)*注記

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