通学合宿の発見と発展 : 人・施設・プログラム・拡充方策の相乗効果

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タイトル別名
  • The Development of Self improvement and Findings through "Tsuu-gaku Gasshuku" : Synergistic Effect of the Enhancement of Human Resource, Facilities and Program
  • ツウガク ガッシュク ノ ハッケン ト ハッテン : ヒト ・ シセツ ・ プログラム ・ カクジュウ ホウサク ノ ソウジョウ コウカ

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抄録

通学合宿という生活体験プログラムが開始されて30年が経過した。筑豊の一角にある庄内町という小さな自治体で、いかにして通学合宿というプログラムは始まったのであろうか?野営地からの通学から始まって、やがて専用施設の建設が実現する。その拠点施設を確保したことによって新たな展開をすることになった「通学合宿」の発展と、やがておとずれた停滞。発展の一途をたどりつつも苦悩の足跡を刻んだ生活体験学校の運営。にもかかわらず、通学合宿発祥の地として注目を浴び、やがては全国に及ぼした多大な影響。通学合宿というなんの変哲もないプログラムが全国に波及した理由を問い、通学合宿の30年の経過を振り返りつつ通学合宿という生活体験プログラムの意義と方法を問う。それらを点綴しつつ、「これからの通学合宿」を占う。あわやの転倒を心配するほどの蹉跌を踏み、揺らぎながらの生活体験学校と通学合宿。それでもなおかつ、次なる壮大な展開を企望せんと課題を提示する。

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