<論説>フランス革命と人権宣言
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- 前川 貞次郎
- 京都大学助教授
書誌事項
- タイトル別名
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- <Articles>A Comparative Study of the Five Declarations of the Rights of Man
- フランス革命と人権宣言
- フランス カクメイ ト ジンケン センゲン
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説明
フランス革命の間に、いくつかの人権宣言が作られている。公けに発布されたり、起草されたものでも、有名な一七八九年のものを最初に、九三年のコンドルセの起草によるジロンダンの入権宣言、同年六月のモンタニャールのもの、および九五年の権利・義務宣言がある。これらはいづれも憲法の前文的位置におかれ、憲法とは不可分のものであるが、その他に私人の人権宣言草案もすくなくない。私は、さきの四つの人権宣言と、私人のものとしてロペスピェールの宣言草案をとりあげ、それらを一応憲法とは切りはなして比較考察し、それらがいづれもその時々の歴史的状況を反映したものであり、ブルジョワ的性格において共通している点を、人権宣言の内容を分析することによつて、実証しようと試みた。
収録刊行物
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- 史林
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史林 35 (1), 1-37, 1952-05-01
史学研究会 (京都大学文学部内)
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224848497536
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- NII論文ID
- 120006816489
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- NII書誌ID
- AN00119179
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- HANDLE
- 2433/249012
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- NDL書誌ID
- 5032815
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- ISSN
- 03869369
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可