<論説>丹波国宮田庄の研究

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タイトル別名
  • <Articles>A Study of Miyata-no-sho (宮田庄), Tanba-no-kuni (丹波国)
  • 丹波国宮田庄の研究
  • タンバノクニ ミヤタショウ ノ ケンキュウ

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抄録

これまでに行われて来た庄園の個別的研究の大半は、東寺・東大寺その他の大社寺庄園であり、院領、摂関家領の如き公家領庄園についての個別的研究は乏しい。しかしこのことは公家領庄園の研究の重要性が少いことを示すものではない。公家領庄園に関する史料は大社寺領庄園程豊富に残存していないが為に外ならない。その公家領の中でも、この近衛家領丹波国宮田庄は、史料が比較的まとまっているので、当庄を中心にして、公家領庄園についての一つのデーターを提供したいと思う。しかし史料の制扼もあるので、主として当庄の鎌倉時代後半期の情勢について述べることにした。

収録刊行物

  • 史林

    史林 39 (4), 285-308, 1956-07-01

    史学研究会 (京都大学文学部内)

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