<論説>呂氏春秋上農等四篇に見える農業技術について

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タイトル別名
  • <Articles>On the Agricultural Technique in the Four Chapters of the Lu-shih-ch'un-ts'iu shang-nung 呂氏春秋上農 and Others
  • 呂氏春秋上農等四篇に見える農業技術について
  • ロシ シュンジュウ ジョウノウトウ ヨンヘン ニ ミエル ノウギョウ ギジュツ ニ ツイテ

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抄録

一般に中国では、戦国時代(紀元前三、四世紀)に鉄製農具が普及し、鉄の刃のついた犁を牛にひかせる、いわゆる牛耕による深耕がおこなわれるなど、耕作技術が進歩し、農業生産力は増大したといわれる。しかしこれを疑問視する学者もあり、当時の農業技術が如何なるものであったかは、なお明らかではない。この小論は、戦国末期の編著といわれる呂氏春秋の上農等四篇から、当時の耕作技術の一部を明らかにし、漢代の代田法との関連に言及したものである。

収録刊行物

  • 史林

    史林 49 (1), 57-73, 1966-01-01

    史学研究会 (京都大学文学部内)

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