<研究ノート>清朝の海関行政について

DOI HANDLE Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • <Note>Administration of Maritime Customs in the Ching 清 Dynasty
  • 清朝の海関行政について
  • セイチョウ ノ カイカン ギョウセイ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

「清朝海関史」は、これを二つの時期に大別する事ができる。即ち、前期は、その年号でいえば、康熈・雍正・乾隆・嘉慶の各時代であり、後期は、道光二二年 (一八四二) 、南京条約締結以後の時代が、それにあたる。本編は、この前期にあたる時代の、海関行政、もしくは、海関制度史の素描を試みようとしたものであるが、特に、海関の機構や組織、関税の徴収とその使途などが取扱われ、清朝海関の性格を考えるための二・三の材料を提示しているはずである。

収録刊行物

  • 史林

    史林 49 (2), 263-287, 1966-03-01

    史学研究会 (京都大学文学部内)

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ