官僚制組織における教師―感情労働とサバイバル・ストラテジーを参考に―

書誌事項

タイトル別名
  • Teachers in a Bureaucratic System:Reference to “Emotional Labor” and “Survival Strategies”

説明

本稿は、「感情労働」や「サバイバル・ストラテジー」の概念を参考にして、「官僚制」化が進む学校組織におけるこれからの教師の働き方について考察することを目的としている。まず教師が働く学校組織のあり方を、ウェーバーの「官僚制」論を参考に考察する。次に、教師の仕事の特質をホックシールドが唱えた「感情労働」との関係から検討する。さらに、教師が学校現場で用いる戦略として、ウッズの「サバイバル・ストラテジー」に注目する。最後に、全体の議論を踏まえ、「協働」という観点からこれからの教師の働き方について考えたい。

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