耳石Sr/Ca比による広島県沼田川水系の天然遡上アユと陸封アユの判別

書誌事項

タイトル別名
  • Discrimination of amphidromous and landlocked ayu, Plecoglossus altivelis altivelis (Teleostei: Plecoglossidae) in the Nuta River, Hiroshima Prefecture, using the otolith Sr/Ca ratio
  • ジセキ Sr Caヒ ニ ヨル ヒロシマケン ヌタガワ スイケイ ノ テンネン ソジョウ アユ ト リクフウ アユ ノ ハンベツ

この論文をさがす

抄録

6~8月にかけて主に沼田川中流域で採集したアユ30尾の耳石Sr/Ca比を調べ,由来判別を行った。その結果,30尾中12尾が天然遡上アユであることが判明した。また,支流の椋梨ダム湖(白竜湖)より上流の椋梨川で採集した13尾は,全ての個体で耳石Sr/Ca比の変動が認められなかったことから,これらはダム湖で再生産した陸封アユと考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ