美術教室におけるICT 環境の構築と活用に関する一考察

DOI 機関リポジトリ オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of the Creation and Use of an Information and Communication Technology Environment in Art Classrooms

この論文をさがす

抄録

現在,電子黒板の配備は全国的に進み,タブレット端末を一斉導入する自治体も増えてきた。しかし,一方で課題も指摘されている。そのひとつは,教室に常設されておらず共用する機器については利用が進んでいないという実態である。多忙な中,機器の移動や設定に時間がとれないというのがその理由である。その点,美術教室をはじめとする特別教室は,教科の特性に応じた教室整備が可能である。 美術科では,鑑賞に限らず,用具の使い方や技法など様々なものを見せて説明する場面も多く,わかりやすい授業を展開する上では,ICT (Information and Communication Technology) の活用は極めて有効である。本稿の目的は,美術科教育におけるICT の活用に関して,実例を示すことによって,ICT環境の効果的な構築と活用を提案するとともに他教科におけるICT環境の整備や活用促進に貢献することである。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ