書誌事項
- タイトル別名
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- Distribution of Quaternary Ammonium Bases in Seven Species of Marine Algae
- 7種海藻中における第4級アンモニウム塩基の分布〔英文〕
- 7シュ カイソウチュウ ニ オケル ダイ 4キュウ アンモニウム エンキ ノ
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抄録
最近,海洋生化学資源の開発が重要視され,海産物由来のいくつかの有効物質が単離・同定されて,その生化学的および薬理学的役割が検討されてきている。その中で,海藻中にも2,3の有効物質が明らかにされてはいるものの,その数は少ない。本研究では,海藻中の有効物質が含窒素化合物に多いことから,海藻中の第4級アンモニウム塩基を7種の紅藻および緑藻を用いて検索した。 各海藻の70%エタノール抽出液中の第4級アンモニウム塩基をイオン交換カラムクロマトグラフィーを用いて単離・精製し,そのTLC上のRf値,IRスペクトルおよび融点を測定して,購入および合成した既知の第4級アンモニウム塩基のそれらと比較することにより同定した。その結果, laminine, candicine, stachydrine, glycine betaine, betonicine, β-homobetaineおよびγ-boutyrobetaineと2種の未同定塩基を検出した。candicineが海藻中から単離・同定されたのは,今回が最初と思われる。これら塩基の海藻種間における分布に関しては,特に特異性は認められなかった。
収録刊行物
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- 広島大学生物生産学部紀要
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広島大学生物生産学部紀要 18 (1), 65-73, 1979-07-16
広島大学生物生産学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224857036416
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- NII論文ID
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40004291944
- 120005851234
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- NII書誌ID
- AN00213621
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- ISSN
- 03877647
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- DOI
- 10.15027/41415
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- NDL書誌ID
- 2059289
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可