日本における小学校数と学校規模の変遷について

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  • Decrease in the Number of Primary Schools in Japan
  • ニホン ニ オケル ショウガッコウスウ ト ガッコウ キボ ノ ヘンセン ニ ツイテ

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[要約] 江戸時代の庶民のための教育施設であった2万を超える寺子屋と,学制以前に欧米の近代公教育制度を参考に設置された地方自治による学校との連続性において,1872年の学制を捉えた。学制は人口660人に1校の割合で小学校を設置する計画であったが,実際には人口1400人に1校となった。それでも学制期の1校あたりの児童数は100人以下である。現在は1校あたり300人を超えているが,児童数の減少を機に,地域に密着した100人以下の小学校を増やしてはどうか。

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