小学校教員養成課程における家庭科食生活・衣生活領域の課題意識を高める工夫

書誌事項

タイトル別名
  • Practical and Hands-on Activities Aimed to Raise Students’ Awareness of the Issues Related to Food and Clothing in Home Economics in the Elementary School Teacher Training Program
  • ショウガッコウ キョウイン ヨウセイ カテイ ニ オケル カテイカショク セイカツ ・ コロモ セイカツ リョウイキ ノ カダイ イシキ オ タカメル クフウ

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抄録

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[要約] 小学校教員養成課程における必修科目「身近な生活の科学」において,小学校家庭科で扱う食生活・衣生活領域の内容に即し,実践的・体験的な活動を通して課題意識を高めることをねらいとして,実験・実習題材の開発・工夫を行った。食生活領域では,食品をおいしく調理するために必要な計量に関する実験,和食の基本となるだしの役割を理解するためのだし汁に関する実験,水産練り製品の加工原理を学ぶための魚のすり身に関する実験を取り上げた。衣生活領域では,着衣の快適性を客観的に捉えるための衣服内気候の測定,衣服の日常の手入れとして欠かせない洗濯実験を取り上げた。いずれの題材においても,受講学生が食生活・衣生活に対する科学的視点を育むことや,食生活・衣生活の諸課題に対する関心を高めることに効果がみられた。

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