2030年に訪日外国人旅行者数6000万人到達に向けて : 地方への外国人旅行者誘客の必要性と有効性についての考察

書誌事項

タイトル別名
  • To achieve 60 millions foreign tourists visiting Japan in 2030 : The discussion of the necessity and effectiveness of the attracting inbound tourists to the local
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説明

訪日外国人旅行者数の拡大が、我が国の経済振興、国際相互理解の促進、地域の活性化に寄与してきたことは、政府、地方自治体、観光関連企業が発刊した様々な公式文書で言及されており、業界関係者が認識するところである。政府は、訪日外国人旅行者数の更なる持続的拡大に取組むべきとの考えに立ち、2016年来訪者数の約2.5倍の6000万人を2030年の目標として設定した。そして、その目標到達に向けて取組むべき3つの主要な課題が存在するが、「外国人旅行者の地方への誘客」がその課題を解決する方策の一つであると考える。前述の2030年の目標到達に向けて「外国人旅行者の地方への誘客」が、宿泊施設における収容能力不足の問題を解決し、且つ地方に点在している魅力ある旅行素材が、訪日経験のある旅行者の更なる繰り返しの訪日を誘引することに繋がると考える。

収録刊行物

  • 研究論集

    研究論集 107 191-210, 2018-03

    関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部

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