貧困世帯の現状―日英比較―
書誌事項
- タイトル別名
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- The Current Status of Poverty -Comparative Study of Japan and United Kingdom-
- ヒンコン セタイ ノ ゲンジョウ ニチエイ ヒカク
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説明
本稿では(設問1)生活保護世帯は本当に日本の貧困世帯を代表していると言えるのか,(設問2)貧困ギャップ比率で見た場合に,日本の貧困の状態はどのように変化しているのか,(設問3)「貧困のわな」に捕らえられて生活保護が固定化していないか,の3点について「国民生活基礎調査」を主たるデータとして計測を行い, 1.捕捉率が世帯構造によって大きく異なるため被保護世帯がそのまま一定所得以下の人々を代表しているとして扱うことには無理がある. 2.わが国では貧困がごく一部の層に集中し,かつ深刻化している可能性が高い. 3.わが国では,1976年と1994年を比較する限り,生活保護世帯は固定化してきるという結論を得た.
収録刊行物
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- 経済研究
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経済研究 51 (3), 220-231, 2000-07-14
岩波書店
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224868310144
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- NII論文ID
- 120005359735
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- NII書誌ID
- AN00070761
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- DOI
- 10.15057/21990
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- HANDLE
- 10086/20377
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- NDL書誌ID
- 5458745
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- ISSN
- 00229733
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可