持続可能な社会の創り手に求められる行動の変容を促す 授業構成及び教師の手立てについての一考察 -社会科・総合的な学習の時間を関連付けたESD授業実践を事例に-

書誌事項

タイトル別名
  • Prompt Behavioral Transformation of Lesson Constitution and Teacher’s Method Required for the Creators of a Sustainable Society -Through the practice of ESD for Society and cooperation integrated studies-

この論文をさがす

抄録

本研究は持続可能な社会の創り手に求められる行動の変容を促す要因を明らかにするための実践的研究である。2017年度、学級担任として受けもった小学校第4学年の児童29名に対して、社会科と総合的な学習の時間を関連付けたESDの授業実践を行った。児童の振り返り記述を考察した結果、児童の行動の変容にとって、授業構成の上ではESDの視点に立ち社会科及び総合的な学習の時間を意図的に関連付けることが、教師の手立てとしては①空間的・空間的比較場面、②人の営みから学ぶ場面、③日常生活の問い直し場面を学習指導に意図的に組み込むことが有効であることが明らかとなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ