フェニル酢酸の気相酸性度に及ぼす置換基効果

書誌事項

タイトル別名
  • Substituent Effects on the Gas-Phase Acidities of Phenylacetic Acids

説明

環置換フェニル酢酸の気相酸性度を無置換体とのプロトン移動平衡のエネルギー差として理論的に決定した。フェニル酢酸の酸性度は、置換基の誘起効果、共鳴効果、およびサチュレーション効果に支配されており、陰イオン系に特徴的な置換基効果を示すことが明らかになった。また、フェニルアセテートアニオンにおける直接共鳴の度合いは、ベンゾエートアニオンよりもわずかに大きく、カルボキシラート部位の関与が示唆された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009224881863808
  • NII論文ID
    120005316396
  • DOI
    10.15002/00008996
  • HANDLE
    10114/8205
  • ISSN
    18807526
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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