言葉による教育の原理および方法に関する研究-『入木抄』を中心とした書論の記号学的分析を通じて-⑵バルトの諸概念と教育論①

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タイトル別名
  • A reseach about educational principle and technique, which based words ―A case study : Analysisof“Jubokushou”and other“Shoron’s (CalligCalligraphy (2) Several concepts in Roland Barthe’s Educational Theory ①
  • コトバ ニ ヨル キョウイク ノ ゲンリ オヨビ ホウホウ ニ カンスル ケンキュウ : 『 ニュウモクショウ 』 オ チュウシン ト シタ ショロン ノ キゴウガクテキ ブンセキ オ ツウジテ(2)バルト ノ ショ ガイネン ト キョウイクロン(1)

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抄録

本稿では、言葉による教育の原理および方法を、『入木抄』を中心とした書論の記号学的分析を通じて分析する、本研究の第二弾の①として、分析において重要となる、エクリチュール、コノタシオン、デノタシオンほかの、ロラン・バルトの諸概念を確認する。もともと思想家としてのバルトは、言語がイデオロギーやドクサになる構造を明らかにし、そこからいかに逃れ得るかを探っていた。そうした彼の研究と諸概念は密接に関係している。そこで本稿では、諸概念が提出されるに至った経緯を、バルトの思想・記号学の変遷に沿いながら論じている。

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