書誌事項
- タイトル別名
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- About Change of Sound Through Cup-and-String Telephone
- イト デンワ オ ツタワル オト ノ ヘンカ ニ ツイテ
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説明
理科における「音」に関する単元は、中学校第1分野の「音の性質」、高等学校物理基礎の「音と振動」、同物理「音」がある。現在の小学校理科に音の単元はないが、音は子供にとって身近な現象であり、その意味でも以前のように小学校理科で扱われるべきであると考える。本研究では、かつての小学校理科でも扱われており、子供にとっても身近な「糸電話」を取り上げ、糸電話を通して聞くと音が変化して聞こえる点に着目し、音がどのような原因で変化するかを実験により詳細に調べ、理論的な考察を行った結果、以下のことが明らかになった。(1)糸の長さや材質は張力を大きくすれば音にほとんど影響しない。(2)コップを長くしていくと膜の共振周波数から管の共振周波数へと移行する。(3)通常の糸電話であればコップの膜の共振が音の変化の主原因である。
収録刊行物
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- 常葉大学教育学部紀要
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常葉大学教育学部紀要 (37), 201-212, 2017-03-01
常葉大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224888761600
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- NII論文ID
- 120006324559
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- NII書誌ID
- AA12667974
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- NDL書誌ID
- 028121151
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- ISSN
- 2188434X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可