安息日に関する概念の時代的移り変わりによる余暇的意味

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  • The Idea of the Sabbath and its Meaning of Leisure through the Changes of the Times
  • アンソクビ ニ カンスル ガイネン ノ ジダイテキ ウツリカワリ ニ ヨル ヨカテキ イミ

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抄録

安息日に関する概念とその余暇の意味は,時代により移り変わりを繰り返してきた.神様の創造規約 による,ユダヤ民族の律法的な「安息日」に対する概念は,キリストにより新しく解釈され回復した. しかし中世において安息日の概念は,再び律法的状況へと戻っていき,余暇の形態はありはするが大部 分の余暇が禁止された.宗教改革者たちは,安息日を律法的束縛から解放させるなど教義的にもまた余 暇の面においても,大きな意義を与えた.しかし清教徒の安息日の概念は,再び律法的概念に戻るので あった.現代,韓国の教会では,律法的な安息日厳守主義が非常に弱くなってきてはいる.更に,文化 の発達と共に,余暇に対する理解は広まってきており.ボランティアが始まった余暇的意義を探すこと ができる.大切なことは,安息日の重要な意味が人間のためにあるということである.私たちはキリス トの模範を通し,安息日と余暇の価値を再認識しなければならない.

収録刊行物

  • 教育研究

    教育研究 (51), 11-21, 2009-03-31

    国際基督教大学

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