第二反抗期経験の有無と過剰適応が青年期後期の心理的自立と対人態度に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • ダイニ ハンコウキ ケイケン ノ ウム ト カジョウ テキオウ ガ セイネンキ コウキ ノ シンリテキ ジリツ ト タイジン タイド ニ アタエル エイキョウ
  • Period of rebelliousness and over-adaptation: effects on psychological independence, fears of abandonment

この論文をさがす

抄録

本研究では,反抗期の経験が,青年期の心理的発達にどのような影響をもたらすのかを明らかにするため,反抗期の出現時期として多く想定されている思春期を終えており,さらに当時の記憶が鮮明に残っていると考えられる大学生を対象に,親子関係,同調性,心理的自立,見捨てられ不安得点が第二反抗期の有無とどのように異なるのかを検討することを目的とする。また,その際,反抗期の有無と過剰適応の高低を組み合わせることによって,よい子ゆえに過度に自己を抑制せざるを得なかったと思われる者にも焦点を当てていく。なお,反抗期に関しては多くの定義があるが,本研究では反抗心あったが行動には移さなかった場合も「反抗期経験なし」として扱い,「思春期段階のもので,親に対して反抗的な態度をとる時期(石川,2013)」と定義し,質問紙にも記載した。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ