ビデオゲームにおける悪役の展開 : ビデオゲームの歴史に見る悪役の作られ方
書誌事項
- タイトル別名
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- ビデオゲーム ニ オケル アクヤク ノ テンカイ : ビデオゲーム ノ レキシ ニ ミル アクヤク ノ ツクラレ カタ
- The Development of Villains in Video Games: From the Viewpoint of History of Video Games
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説明
本来,ビデオゲーム(以下「ゲーム」)とは,コンピュータを応用したインタラクティブな遊びを探求・追求するデジタルコンテンツである。このため,悪役は必要ないはずであるが,現在ではゲームのストーリーに悪役が登場する状況は当然になっている。この状況に至った通説として考えられるのは,主にハードウェアの発展の影響を加味した議論であるが,悪役といった定性的な要素と強く関連するのは,むしろソフトウェアの発展ではないだろうか。そこで本稿では,対戦相手の変容とストーリーの定着過程に注目してゲームの歴史を構築し,それに基づいて,対戦相手が悪役へと至るプロセスと開発者たちのクリエイティビティとの関係について考察を行った。
収録刊行物
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- 富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama
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富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama 14 (2), 93-103, 2020-03-19
富山大学人間発達科学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224892287744
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- NII論文ID
- 120006839891
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- NII書誌ID
- AA12181167
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- ISSN
- 1881316X
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- HANDLE
- 10110/00020104
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- NDL書誌ID
- 030396068
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可