コロナ禍におけるオープンガーデンの開催状況― 主催者からの情報発信と今後の展望―

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  • コロナ カ ニ オケル オープンガーデン ノ カイサイ ジョウキョウ : シュサイシャ カラ ノ ジョウホウ ハッシン ト コンゴ ノ テンボウ

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抄録

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新型コロナウイルスの拡大に伴い,多くのイベントが中止に追い込まれる中,調査対象としたオープンガーデンのうち3 割は,バスツアーやスタンプラリーの中止,オーナーへの事前連絡やマスク着用など感染症対策を行った後,庭の公開が行われていたことがわかった。一方で,感染拡大防止のために開催を中止したところも3割に上っていた。中止したエリアでも,Web 上で庭写真の公開,動画作成などが行われており,次年度の開催に向け,すでに前向きな動きがみられる。先行研究より,オーナーが庭を公開する目的は,訪問者との交流にあるが,SNS 上の繋がり,近所からの励ましなどによりモチベーションを保っているばかりでなく,ステイホーム期間中に普段は公開に追われてできない庭の手入れなどが進むなど,明るい兆しを見出すことができた。

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