書誌事項
- タイトル別名
-
- Japanese Compound Postpositional Particles and Prediction of Simultaneous Interpretation: Analysis of 'nitaishite, nimukatte, nimukete'
- ヒ语フクゴウカク ジョ词ケンキュウヨドウ セイ传译テキ预测 : イオモテカタコウテキ 「 ニ タイシテ ・ ニ ムカッテ ・ ニ ムケテ 」 为チュウシン
この論文をさがす
説明
type:text
本稿は「に対して・に向かって・に向けて」を対象に、それぞれの意味特徴と文法機能を考察した上で、共通点と相違点を分析してみた。まず、三者の意味特徴から見ると、「に対して」は向き合った上での①[+主動的に向ける]タイプ、②[+応答的に向ける]タイプ、「に向かって」は①移動しながら[+主動的に対面する]タイプ、②移動せずに[+主動的に対面する]タイプ、「に向けて」は強い意志を込めた[+主動的に向ける]タイプに分類することができると論じた。そして、このような異なった意味特徴は三者の文法機能に影響を与え、複合格助詞と接続したNPと述語の種類もある程度の違いを表した。最後に、本稿は同時通訳の情報予測に言及し、上述の相違点に基づく述語への予測可能性について論じた。
収録刊行物
-
- 言語と文化 = Language and Culture
-
言語と文化 = Language and Culture 33 1-22, 2021-03-16
文教大学
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390009224901782400
-
- NII論文ID
- 120007033096
-
- NII書誌ID
- AN10035858
-
- NDL書誌ID
- 031660168
-
- ISSN
- 09147977
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles