朝鮮戦争の文脈における米英にとっての日本再軍備の意味変化 : 1950年6月〜1952年8月

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タイトル別名
  • Evolution of the Meaning of Japanese Rearmament for the UnitedStates and Britain as the Korean War Progressed June 1950 to August 1952
  • チョウセン センソウ ノ ブンミャク ニオケル ベイエイ ニトッテノ ニホン サイグンビ ノ イミ ヘンカ : 1950ネン 6ガツ 1952ネン 8ガツ
  • 朝鮮戦争の文脈における米英にとっての日本再軍備の意味変化 : 1950年6月1952年8月

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抄録

アメリカ研究所は、2000年6月30日に朝鮮戦争勃発前後における日米関係をテーマとしたセミナーを開催した。ここに掲載されている2本の論文は、セミナーの発表に使用したものである。博遠館211番教室にて15時に始まった同セミナーは、前半約40分間は柴山太(愛知学院大学助教授)が発表し、後半約40分間はアメリカ研究所助教授の井口治夫が発表した。質疑応答は15分程度行われた。1950年から1952年は、日米の政治経済関係において大きな転換期であるが、両者が発表した論文は、戦後日米関係史の分野で研究されていない内容が多分に含まれている。柴山論文は、日本の再軍備を英米がどのように据え直していったのかを検証し、井口論文は、財界人鮎川義介の活動に焦点をあてながら日米における日本の電源開発構想を検証した。本来ならば2人の講演を2回に分ける方法があったかもしれないが、2人のスケジュール上の都合と、6月30日が朝鮮戦争勃発(1950年6月25日)から50年過ぎた直後にあたることから2人の同日講演を一挙に行った次第である。

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