書誌事項
- タイトル別名
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- Patent Term Restoration and Manufacturing Approval on the Pharmaceutical Affairs Law
- トッキョケン ノ ソンゾク キカン エンチョウ トウロク ト ヤクジホウジョウ ノ セイゾウ ショウニン
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説明
特許権の存続期間延長登録は、医薬品の有効成分と効能・効果が同一である製造承認が複数ある場合は、最初の処分のみに基づいて可能であるとする解釈が、裁判例の一貫した立場である。最近の判決例では、当該処分によって、その特許発明の実施が初めて可能になった場合についても、有効成分と効能・効果を同じくする処分が先になされていたことを理由として延長登録を認めていないが、これにより、有効成分と効能・効果以外に特徴を有する特許発明については延長登録が認められなくなる帰結には疑問がある。欧米の特許期間延長制度は、日本とは立法趣旨も制度設計も全く異なることを明らかにし、この問題について欧米の制度と表面的に整合させることは無意味であることを論じた。
収録刊行物
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- 同志社法學
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同志社法學 60 (6), 83-118, 2009-01-31
同志社法學會
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224913192448
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- NII論文ID
- 110007033730
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- NII書誌ID
- AN00165970
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- NDL書誌ID
- 10163820
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- ISSN
- 03877612
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可