Temperature effect on separation performance in capillary chromatography based on tube radial distribution of aqueous-organic mixture carrier solvents

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抄録

我々は,フューズドシリカ,ポリエチレン,またはポリテトラフルオロエチレン製のオープンキャピラリーと水-親水性-疎水性有機溶媒混合キャリア溶液を用いたキャピラリークロマトグラフィーを開発した.この管径方向分配クロマトグラフィー(TRDC)システムは,層流条件下で実行される.これまでに,フューズドシリカキャピラリーと水-アセトニトリル-酢酸エチル混合キャリア溶液を用いて,TRDCシステムにおける分離挙動の温度の影響について調べた.モデル試料中の1-ナフトールと2,6-ナフタレンジスルホン酸は,有機溶媒過剰キャリア溶液を用いて温度範囲5-23℃でベースライン分離して溶出した.この研究では,キャリア溶液の管径方向分配に基づいたキャピラリーチューブ内でのinner相とouter相の形成が一定であるという仮定のもと,様々なキャピラリー温度で得られたクロマトグラムにvan't Hoffの式を適用することを試みた.

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