日本「戦後歴史学」の展開と未完の梶村史学 : 国家と民衆はいかに(再)発見されたか

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タイトル別名
  • The development of Japanese "post-war historiography" and Kajimura Hideki : how the state and the people were (re)discovered?
  • ニホン「センゴ レキシガク」ノ テンカイ ト ミカン ノ カジムラ シガク : コッカ ト ミンシュウ ワ イカニ(サイ)ハッケン サレタカ
  • ニホン 「 センゴ レキシガク 」 ノ テンカイ ト ミカン ノ カジ ソンシガク : コッカ ト ミンシュウ ワ イカニ(サイ)ハッケン サレタ カ
  • 日本戦後歴史学の展開と未完の梶村史学 : 国家と民衆はいかに再発見されたか

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抄録

本稿は,20世紀後半の日本における代表的な朝鮮近代史家であり,「内在的発展論」の主導者と目された梶村秀樹(1935~89年)の研究課題や方法の変遷について,同時代の日本歴史学の動向全体のなかに位置づけ,梶村の歴史研究の史学史的位置づけを検証する試みである。特に,梶村が晩年まで方法的革新を図り,国家と民衆の2つに焦点を結ぶ朝鮮近代史の全体像を追究した軌跡を,「戦後歴史学」とよばれる思想潮流との関係で位置づけている。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 42 (4), 27-47, 2013-02-28

    同志社大学人文科学研究所

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