杉浦家の江戸期の家法 : 成立時期と条目数について

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タイトル別名
  • The family precepts of the Sugiura family
  • スギウラケ ノ エドキ ノ カホウ : セイリツ ジキ ト ジョウモクスウ ニツイテ
  • スギウラカ ノ エドキ ノ カホウ : セイリツ ジキ ト ジョウモクスウ ニ ツイテ

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抄録

杉浦家は寛文3年(1663)創業の、呉服太物小間物類を取扱った京都の商家(屋号、大黒屋)である。同家には江戸期に作成された2種類の家法がある。1つは3代杉浦三郎兵衛利軌(法名、宗夕。1702~44)が記した「定目」で、もう1つは4代杉浦三郎兵衛利喬(法名、宗仲。1733~1809)が記した「家内之定」「家業之定」である。これらはこれまでに、岡光夫・宮本又次・藤田彰典氏らが商家の家訓として紹介しているが、三氏の紹介した家法にはその条目数や内容に違いが認められる。本稿はその理由について検討したものである。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 43 (1), 1-16, 2013-05-31

    同志社大学人文科学研究所

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