ジャーナリスト訓練評議会の誕生 : 1950年代におけるイギリスの選択

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タイトル別名
  • The birth of the National Council for the training of journalists : the UK's chosen approach in the 1950s
  • ジャーナリスト クンレン ヒョウギカイ ノ タンジョウ : 1950ネンダイ ニオケル イギリス ノ センタク

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抄録

ロンドン大学におけるジャーナリズムのためのディプロマコースは,第二次世界大戦の勃発により中断され,戦後も復活しなかった。ケムズレーは高等教育よりむしろ体系的な職業訓練を重視し,1947年,新聞社主導の訓練スキームを開始する。一方,経営者団体の新聞協会は,ジャーナリスト協会,ジャーナリスト組合に呼びかけ,業界全体で訓練のための委員会を作ろうと試みた。しかし,新人の選抜,採用に関する権利をめぐり交渉は難航,訓練スキームは頓挫してしまう。前進を後押ししたのは,1949年に発表されたプレスに関する王立委員会の勧告だった。そして,1952年,ジュニアジャーナリストの訓練と教育に関する諮問評議会が発足し,3年後,ジャーナリスト訓練評議会と改称して今日にいたる。

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