Bibliographic Information
- Other Title
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- 蜷川府政の農政
- ニナガワ フセイ ノ ノウセイ
- ケンガワ フセイ ノ ノウセイ
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現在の読者の中には,蜷川府政の農政に見られる政策を当然であると感じる向きもあるかもしれない。しかし,当時を振り返れば,他府県の農政は,行政不在と言ってよい自立的思考に欠け,中央に依存する状態であった。「水平的政治競争モデル」(村松岐夫)のいう補助金分捕り合戦を行い,中央から地方への「補助金の配分機関」に過ぎなかったのである。この時代の中,蜷川虎三は調査・検討の上で農政を打ち出し,彼自身が形容したように,「行政の職人」としての役割を実践していたのである。
Journal
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- 社会科学
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社会科学 45 (3), 81-103, 2015-11-26
Institute for the Study of Humanities & Social Sciences, Doshisha University
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224914513664
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- NII Article ID
- 120005676738
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- NII Book ID
- AN00108933
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- NDL BIB ID
- 026966115
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- ISSN
- 04196759
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed