ケルゼンの法秩序段階構造論

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タイトル別名
  • Some reflections of Kelsen's theory of the hierarchical structure of the legal order of state
  • ケルゼン ノ ホウ チツジョ ダンカイ コウゾウロン

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抄録

ウィン学派、純粋法学の基本概念である法秩序段階構造論についてのハンス・ケルゼンの学説の問題点を考察する。ケルゼンがドイツ公法学の通説と考えられた二重法律概念の立場からメルクルの影響を受け、法を動態的に考察するようになった経過を説明する。次にケルゼンの法秩序段階構造論における当為と存在の意味について検討し、さらに根本規範の地位について言及しその作用を考察する。

収録刊行物

  • 同志社法學

    同志社法學 64 (7), 2027-2064, 2013-03-31

    同志社法學會

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