Bibliographic Information
- Other Title
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- 『蜻蛉日記』における名詞「め(目)」の意味用法
- カゲロウ ニッキ ニオケル メイシ メ ノ イミ ヨウホウ
- 『 カゲロウ ニッキ 』 ニ オケル メイシ 「 メ(メ)」 ノ イミ ヨウホウ
- Papers on wording of Kagero nikki noun "me" (目)
- 蜻蛉日記の用語名詞「め(目)」
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Description
本稿では、『蜻蛉日記』における名詞「め(目)」と「め(目)」を含む複合語を、意味用法によって分類し、その意味用法ごとにすべての事例を挙げた。『蜻蛉日記』に「め(目)」は22例あり、うち3例は掛詞で2つの意味が認められる。掛詞の3例を重複して数えると、25例が認められる。「め(目)」の最も多い意味用法は、「目のはたらきをいう」で25例中11例(44.0%)である。次いで「自分の目で実感するところ。出会う事態、境遇」という意味用法が7例(28.0%)みられる。これら2つの意味用法が、全体の7割以上を占める。
Journal
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- 同志社日本語研究
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同志社日本語研究 (20), 42-53, 2016-03-31
The Circle of Japanese Linguistics, The Graduate School of Doshisha University
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224914581632
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- NII Article ID
- 120005819556
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- NII Book ID
- AA12567029
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- NDL BIB ID
- 027534196
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- ISSN
- 21885656
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Allowed