『尾蠅歐行漫録』の諸本と漢語の層

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タイトル別名
  • Study on classification of the manuscript of Biyo-oko-manroku
  • ビヨウ オウコウ マンロク ノ ショホン ト カンゴ ノ ソウ
  • 『 ビ ハエオウコウマンロク 』 ノ ショホン ト カンゴ ノ ソウ
  • 尾蠅歐行漫録の諸本と漢語の層

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説明

「文久二年遣欧使節団」の一員であった市川清流(渡)によって書かれたヨーロッパ歴訪記録『尾蠅欧行漫録』の国内残存諸本14本は、画像の閲覧が可能な本を代表させて言えば、羽田文庫本系と盛岡本系の大きく二系統に分類が可能であり、諸本の異同は市川の推敲過程がうかがえるものである。また、その推敲過程に見える漢語の異同をとおして、幕末・明治期における漢語の層についての考察を行った。

収録刊行物

  • 同志社日本語研究

    同志社日本語研究 (20), 54-66, 2016-03-31

    同志社大学大学院日本語学研究会

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