人口減少地域における定住促進施策とIターン者の動向 : 京都府綾部市における調査から

書誌事項

タイトル別名
  • Settlement promotion policies and tendencies among rural return migrants (I-turn) in depopulated areas : a case study in Ayabe City
  • ジンコウ ゲンショウ チイキ ニオケル テイジュウ ソクシン セイサク ト Iターンシャ ノ ドウコウ : キョウトフ アヤベシ ニオケル チョウサ カラ
  • ジンコウ ゲンショウ チイキ ニ オケル テイジュウ ソクシン シサク ト Iターンシャ ノ ドウコウ : キョウトフ アヤベシ ニ オケル チョウサ カラ
  • ジンコウ ゲンショウ チイキ ニ オケル テイジュウ ソクシン セイサク ト アイターンシャ ノ ドウコウ : キョウトフ アヤベシ ニ オケル チョウサ カラ

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説明

1950年代後半からの高度経済成長期に、農山漁村や地方の中小都市から、多くの若者が就業や進学のために、東京や京阪神などの大都市圏、最寄りの県庁所在都市に移住していった。それにより地方の中小都市や農山漁村では人口が減少し過疎化が生じ、大都市では過密に見舞われた。1980年代になると、大都市圏への移住者は減少していったが、過疎地域では少子化、高齢化が進行していった。地方の市町村は政府の過疎対策政策に依拠してその対策に尽力してきたが、過疎化は依然として進行している。一方で、1990年代の後半頃から、人口集中が進行する大都市の住民の一部に、地方都市や農山漁村への志向がたかまり、地方への移住者が漸増している。これに対応して、地方の市町村でも住民の有志(NPOなど)や自治体によりUターン者やIターン者に対する、移住や定住政策が取り組まれてきた。本稿では、これらの中で特にIターン政策に力を入れてきた京都府綾部市に焦点を当て、それらの取り組みについて明らかにする。さらに、Iターン者への質問紙調査やインタビューの結果について紹介をおこなう。

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