訴訟内非訟手続の手続形成に関する一点描 : 最高裁平成29年9月5日第三小法廷決定を素材として

川嶋 四郎

doi:10.14988/pa.2019.0000000373

訴訟内非訟手続の手続形成に関する一点描 : 最高裁平成29年9月5日第三小法廷決定を素材として

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川嶋四郎

書誌事項

タイトル別名

Normative guidelines for discretionary formation of the accompanying proceedings inside civil procedure in Japan
ソショウナイヒソショウテツズキノテツズキケイセイニカンスルイチテンビョウ : サイコウサイヘイセイ 29ネン 9ガツ 5カダイ3 ショウホウテイケッテイオソザイトシテ
ソショウナイヒショウテツズキノテツズキケイセイニカンスルイチテンビョウ : サイコウサイヘイセイ 29ネン 9ガツ 5ニチダイサンショウホウテイケッテイオソザイトシテ

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抄録

本稿は、訴訟上の救助における猶予費用の取立決定についての抗告棄却決定に対する許可抗告事件最高裁決定（最高裁平成29年9月5日第三小法廷決定）を素材として、訴訟内非訟手続の手続形成一般に関する基本的な手続構造のあり方を論じた。これは、個別事件における最高裁判所の判断内容から、その普遍的な手続形成の基本スタンスを看取し、その基本的なあり方を批判し、手続形成のあるべき方向性を探求した。