「やうやう」から「やっと」へ : 語の意味の変化の一例として

書誌事項

タイトル別名
  • ヨウヨウ カ ラ ヤット エ ゴ ノ イミ ノ ヘンカ ノ イチレイ トシテ
  • 「やうやう」から「やつと」へ--語の意味の変化の一例として
  • ヤ ウ ヤ ウ カラ ヤツ ト エ ゴ ノ イミ ノ ヘンカ ノ イチレイ ト シテ

この論文をさがす

説明

平安朝時代以降、仮名では「やうやく」或は「やうやう」と表記され、漢字ならば普通「漸」の文字をあてる慣はしとなつてゐる語は、現代語にも、関西方言ではヨオヨオ(ヨーヨー)関東方言ではヨオヤク(ヨーヤク)となつて伝へられてゐるものであるが、この様な所謂「長音」化の現象については旧稿に於いて些か詳細に述べたので、今は問題としない。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 4 (6), 550-563, 1953

    大阪市立大学文学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ